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一部を紹介します

 投稿者:ひとし  投稿日:2019年 5月21日(火)11時51分44秒
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  安藤雅司というアニメーターは“おもしろい”ことより“正しい”ことを優先したいタイプです。
漫画やアニメーションの絵というのはインパクトをつけるために正確なデッサンを犠牲にすることがよくあります。
とくに宮さんの場合、カットごとに人間の背の高さなんかはコロコロ変えてしまう。
遠近法を無視することだってあります。
それが宮さんの絵の魅力でもあるんですが、安藤にはそれが許せない。
どうしても正しく描きたいんです。
そこで、宮さんの指示を受け止めつつも、自分流の“正しい”アニメーションを持ち込んでいった。
あがってきたラッシュフィルムを見れば宮さんだって安藤がやってることに気付きます。
最初、宮さんは我慢していました。
でも次第に二人の間に火花が散り始めます。
老境にさしかかったベテラン監督と若きアニメーターの熾烈な戦い。
プロデューサーとしてはハラハラしつつも、どかか剣豪の名勝負を見ているようなおもしろさもありました。
そして二人のせめぎ合いの結果『千と千尋』の画面にはある種の迫力がみなぎることになったんです。
宮さんはこのとき自分の衰えを実感したかもしれません。
でも一方の安藤も無傷ではすまなかった。
精神的にも肉体的にも自分に最大限のストレスをかけ続けた結果、作画を終えたときには髪の毛がぜんぶ抜けていました。
そして、やりきった満足感とともにジブリを去っていくことになります。

今から思うと『君の名は。』でも同じことが起こっていたのかな?と感じます。『天気の子』で作画監督が同じジブリ出身でも別の方が担当するというのは、そういう事なのかなと思ってます。(キャラクターデザインは同じ方なのにね)
 
 
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